105章の続きです。
お部屋の中、共用部分をチェックしたら、マンションの目には見えない部分を確認しましょう。
1.修繕履歴
築30年以上経過しているマンションでも、外装工事は数回行っているものの、配管工事は未了であるマンションは多くあります。そのようなマンションは出来れば避けたほうが良いでしょう。30年経過していれば、既に配管内部は錆ついており、衛生上もよくありませんし、いつ破損するかも解りません。そのような状況にも係わらず配管交管を行ってきていないマンション(今後も具体的な計画もない)は、住民の方々が高齢な場合が多いです。ですから、修繕積立金をあげて又は一時負担金で工事計画する事に消極的です。
@配管(給水・排水)…築30年経過しているには係わらず、具体的な計画がないマンションは注意。住民は性格(経済状況・年齢など)がある為、支出は抑えたいと思うのは当然だが、管理会社はもっと責任を感じて提案すべきです。工事ぜず、既に僅かでも漏水しているかもしれません。そしたらコンクリートにも影響しマンション寿命が縮まります。
Aエレベーター…築40年経過やそれに近いマンションでは交管する必要があるでしょう。だいたい1基で約1,500〜2,000万円かかります。大きな費用です。
B外壁補修…15年に1回は行う必要があるでしょう。築30年以上経過しているマンションでも1回も行ってないところもあります。例えば駅に近いからといってもそのようなマンションは避けたほうが良いです。
2.管理会社も大きなポイントです。通常大手と言われる管理会社であれば、危険をともなうマンション状況は避けるべく、修繕工事などの具体的な提案を随時するはずです。配管もそうですが、エレベーターなどは寿命がきたら管理責任にも発展する為、危険信号がでたら止めるという事もありえます。
管理会社で悪質とも言える会社は実はけっこうあります。その代表がS○管理でしょう。この会社は分譲時に駐車場部分を区分所有者の持分にせず、自社で所有しています。マンション住民はS○に賃料を払って駐車場を使用する訳です(全てのS○シリーズではない)。通常マンションにとって駐車場収入は大きく、修繕積立金に充当します。→マンション住民の修繕積立金はその分低く設定できるはずです。
しかし、もっと重要なのは、駐車場部分をS○が所有している為、マンションは大幅な容積率オーバーのマンションとなってしまう訳です。もっとひどいのは接道すらままならないマンションもあります(マンションの敷地と道路の間に管理会社所有の駐車場があり、S○の同意がなければ建替えが出来ない)。このような会社の営業姿勢は信じられないものがありますが、マンションが新しいうちは大きな問題となってませんが、これからマンション老朽化を迎えるなかで露呈してくるでしょう。このような会社でも管理員はいい人なので、つい油断してしまいますが、これからの時代はこのような管理会社のマンションを選んではいけません。
次章に続く・・・
【不動産購入のイロハの最新記事】







